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敵キャラから転送)
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(てき)とは、ゲーム内でプレイヤーの妨害などを行うキャラクターのことである。

概要

ステージフィールドマップ上に配置される、プレイヤーに対して敵対的な行動を取るキャラクターの総称である。 ほとんどの場合、敵はゲームの中で非常に重要な役割を果たす。特に、ラスボスを倒すことでクリアとなるゲームは非常に多い。

ステージやダンジョンの終盤に配置されるような、より強い敵はボスと呼ばれる。

アクションゲームにおける敵

上から踏むなどして攻撃を加えたりすることができるものが一般的である。また、ほとんどのゲームではプレイヤーが敵自体や敵の攻撃に触れるなどすることでミスとなる。 ボスキャラクターは配置される場合と配置されない場合がある。ステージのクリア条件がゴールへの到達となっている場合でも、敵がゴールに到達するまでの最大の妨害となっている場合がほとんどであるが、極稀に敵を配置せず、地形とギミックのみで妨害とするケースもある。

アクションゲームにおいては、しばしばギミックと敵の境目は曖昧になる。一般的にはキャラクターとしてみなされるか否かが敵かギミックかを区別する。

シューティングゲームにおける敵

ほとんどの場合、ショットなどを通じて倒すことができ、敵もまたショットを用いてプレイヤーを倒そうとするゲームが一般的である。

ロールプレイングゲームにおける敵

フィールド上でエンカウントすることで敵とのバトルになる場合が多い。

意図的に通常の手法では倒せない敵を配置し、パーティを強制的に全滅させることでストーリーの展開につなげる手法は負けイベントと呼ばれる。

実装

一般的には、ゲームのメインループの中に各エンティティに対するループが配置され、この中で敵の行動フローをもたせるものが一般的である。 敵の数が多い場合、エンティティのプロパティの一つとして行動フローをもたせるのが一般的であるのに対して、敵の数が少ない場合敵の行動はプログラムに直接記述される場合がほとんどである。

同じ敵でも、体の色を変える、羽をつけるなどして見た目にバリエーションをもたせ、違う敵として扱うことがある。

ほとんどの敵は倒すことができるが、通常の手法では倒せない敵が存在するゲームもある。

敵にはしばしばAIが搭載される。強いAIを作ることで難易度を高めることができる一方、弱点を攻略する楽しみが奪われるという指摘もある。

関連項目