「Opus」の版間の差分

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6kbpsから510kbpsまでの幅広い帯域に対応している。多くの帯域で、他の[[コーデック]]と比較して良い品質を保つことができる。
6kbpsから510kbpsまでの幅広い帯域に対応している。多くの帯域で、他の[[コーデック]]と比較して良い品質を保つことができる。


フレームサイズは2.5, 5, 10, 20, 40, 60 msから選択できる。
フレームサイズは2.5, 5, 10, 20, 40, 60 msから選択できる。<ref>RFC 6716</ref>
長いフレームを使用することで、リアルタイムアプリケーションでの[[IP]]や[[UDP]]の[[ヘッダ]]によるオーバーヘッドが減少するため、[[ビットレート]]を下げることができる。<ref>RFC 6716</ref>
長いフレームを使用することで、リアルタイムアプリケーションでの[[IP]]や[[UDP]]の[[ヘッダ]]によるオーバーヘッドが減少するため、実質的な[[ビットレート]]を下げることができる一方、レイテンシは増加する。
 
[[MP3]]や[[AAC]]などと同様、修正離散コサイン変換を用いて人間が聞きとりにくい周波数帯のデータ量を削減することで圧縮を実現している。


[[YouTube]]や[[Discord]]などの多くの場所で使われている。
[[YouTube]]や[[Discord]]などの多くの場所で使われている。

2022年1月6日 (木) 00:31時点における最新版

ウィキペディアにOpus の解説があります。

Opus(オーパス)は音声圧縮方式および音楽ファイルのひとつである。

概要

著名な非可逆音声圧縮フォーマットである。

Opusの最大の特徴は低遅延である。MP3ではデータのデコードに受信から100ms程度の遅延が発生する。 しかし、Opusではかなり短い(デフォルトでは22.5ms)時間でのデコードが可能である。

6kbpsから510kbpsまでの幅広い帯域に対応している。多くの帯域で、他のコーデックと比較して良い品質を保つことができる。

フレームサイズは2.5, 5, 10, 20, 40, 60 msから選択できる。[1] 長いフレームを使用することで、リアルタイムアプリケーションでのIPUDPヘッダによるオーバーヘッドが減少するため、実質的なビットレートを下げることができる一方、レイテンシは増加する。

MP3AACなどと同様、修正離散コサイン変換を用いて人間が聞きとりにくい周波数帯のデータ量を削減することで圧縮を実現している。

YouTubeDiscordなどの多くの場所で使われている。

関連項目

  1. RFC 6716