ホットバー
ホットバーとは、画面下部などに表示される頻繁に使用されるアイテムやスキルがまとまっているバーのことである。
概要
アイテムやスキルは、頻繁に使用されることが多い。このため、常に表示されているべき項目の一つである。 しかし、一人のプレイヤーが所持・使用できるアイテムやスキルは多岐にわたり、 その全てを表示すると画面を食いつぶしてしまったり、一つ一つの要素が小さくなりすぎたりする原因になる。 このため、頻繁にアクセスされる項目をまとめたショートカットリストが必要になる。この役割を果たすのがホットバーである。
通常、ホットバーは数字キーなどを用いて高速にアクセス可能であり、インベントリやスキルリストのほんの一部のみの項目を表示する。 ホットバーの内容変更には専用のUIが用いられる他、しばしばインベントリやスキルリストの一覧画面などからも変更可能である。 ホットバーは通常、10個程度の項目のみを表示するが、Shiftなどの修飾キーを用いることでその項目数を増やしているゲームも存在する。
ホットバーは、多くの場合プレイヤーごとに大きく異なるほか、同じプレイヤーでもプレイしているコンテンツによって内容が変わることが多い。 このため、ホットバーの内容が保存できるようになっているゲームも多い。
ホットバーの内容はショートカットキーやHUDなどと異なり、頻繁に変更される。 この性質のため、ホットバーの内容は常に容易に参照できる必要がある。 多くの場合、画面下部などの目立つ場所にそれなりのサイズで表示される。
ホットバーの内容は操作速度やプレイ中の行動選択に非常に大きな影響を与える。 このため、強いプレイヤーはしばしば自身のホットバーを公開したり自慢したりする。
実装
通常、ホットバーに登録されているアイテムのサムネイルが大きく表示され、アイテムの場合は個数や耐久値が表示されることが多い。 スキルの場合はステータスに加えて、使用可能になるまでの時間や消費するステータスポイントの分量も示されることが多い。 その他、アイコンによって表示可能なステータスは可能な限り表示することが一般的であるが、エフェクトによる判別は難しく不自然な表示となることも多い。
ホットバーはその性質ゆえに、特別な機能、例えば検索やソートなどが追加されることは非常に少ない。