「乱数」の版間の差分

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==概要==
==概要==
真の乱数は過去のデータからその先を予測することができない。しかし、真の乱数の生成は困難であるため、しばしば疑似乱数が使われる。
過去のデータからその先を予測することができない乱数は、真の乱数と呼ばれる。しかし、真の乱数の生成には自然界の現象を利用する必要があり、計算によっては計算できないものであるため、しばしば計算によっておおよそ予測しにくい数を生成する仕組みである疑似乱数が使われる。
擬似乱数の生成方法として、メルセンヌ・ツイスタやXorShiftなどの手法がある。
 
擬似乱数の生成方法として、[[メルセンヌ・ツイスタ]]や[[XorShift]]などの手法がある。ゲームにおいては大した精度は必要ないため、XorShiftなどの簡便かつ高速な方法が用いられる。


[[Hot Soup Processor|HSP]]の場合はrnd関数やrndf_geti関数や[[HSPRandom.dll]]、[[C++]]の場合は<random>のメルセンヌツイスターを用いるなどの方法がある。
[[Hot Soup Processor|HSP]]の場合はrnd関数やrndf_geti関数や[[HSPRandom.dll]]、[[C++]]の場合は<random>のメルセンヌツイスターを用いるなどの方法がある。

2021年10月29日 (金) 13:45時点における最新版

ウィキペディアに乱数 の解説があります。

乱数とはランダムな数のことである。

概要

過去のデータからその先を予測することができない乱数は、真の乱数と呼ばれる。しかし、真の乱数の生成には自然界の現象を利用する必要があり、計算によっては計算できないものであるため、しばしば計算によっておおよそ予測しにくい数を生成する仕組みである疑似乱数が使われる。

擬似乱数の生成方法として、メルセンヌ・ツイスタXorShiftなどの手法がある。ゲームにおいては大した精度は必要ないため、XorShiftなどの簡便かつ高速な方法が用いられる。

HSPの場合はrnd関数やrndf_geti関数やHSPRandom.dllC++の場合は<random>のメルセンヌツイスターを用いるなどの方法がある。

関連項目