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'''Readme'''とは、配布する[[ソフトウェア]]に添付する取扱説明書のことである。
'''Readme'''とは、配布する[[ソフトウェア]]に添付する取扱説明書のことである。
==概要==
==概要==
Readmeとは、英語で「私を読め」という意味である。つまり、制作した人がカスタマーに何か伝えたいこと(例:どのように使うか、[[著作権]]表記など)を書く場がこのReadmeである。
Readmeは、英語で「私を読め」という意味である。つまり、制作した人がプレイヤーに伝えたいこと(例:どのように使うか、[[著作権]]表記など)を書く場がこのReadmeである。
 
ゲーム制作においては、あまり意識されにくいため、締切直前にバタバタしたり、入れ忘れたりされしばしば問題になる。
 
プレイヤーによっては読まれない場合がある{{要出典}}。


ゲーム制作においては、あまり重点がおかれないものであるため、APCCでは、ゲ制にばっかり集中し、思い出した頃にはもう[[文化祭]]のゲーム提出日の直前になっていて、Readmeを急いで作る羽目になるのが秋の風物詩になっている。
==内容==
通常は、操作方法や著作権表記などを書くことが多い。
その他に、あとがきに当たるような、感想などが書かれている場合も多い。


==プレイヤーにおいて==
操作方法は文章では伝わりにくいものであることから、しばしば図などを使って説明される。また、[[キーボード|キー]]ごとの操作一覧をつけるなどして、工夫されることも多い。
普通、Readmeは、制作者からすると、Readmeに操作方法を書いていることが前提で作ってあるため、[[ゲーム]]を開始する前に必ず目を通しておいてほしいものである。しかし、どういうわけか、プレイヤー(特に小さい子)はReadmeに目を通さずにすぐに[[実行ファイル]]を起動しがちである(そして、ゲーム内に操作方法が書いてないのがオチである<ref>なお、過去の例では、ゲーム内に操作方法が書いてあっても部員スタッフが次々と呼ばれたケースが存在する。→[[fighting game (ΣRT)]]</ref>ため、操作方法がわからない、とすぐに部員スタッフを呼ぶ)。ゆえに、APCCでは、文化祭準備をすると、毎年、「Readmeに目を通してくれない問題」が議題に出てくる。
 
しばしば原著作者表記が必要な[[素材]]や[[ライブラリ]]を使用しているにも関わらず、表記を忘れるというトラブルが発生している。
このため、ゲームのフォルダを作成した時点でReadmeを作成しておき、素材やライブラリが増えるごとに追記するなどの手法もしばしば取られる。
 
==操作方法==
[[ゲーム]]の開始前にReadmeに目を通されることを前提としてゲームを作成すると、上記のようにしばしばReadmeに目を通さずにすぐに[[実行ファイル]]を起動するプレイヤーが大量発生し問題になる。
このため、操作方法はゲーム内に表示されることが望ましい。ゲームの操作方法はしばしば混乱をまねき、また多くのプレイヤーはそれを面倒に感じるため、[[チュートリアル]]などの方法で適切に操作方法を明示する必要がある。
 
その一方で、近年は「ゲームの操作方法を自力で発見する喜びが減っている」などとして批判されることも多い。


==関連項目==
==関連項目==
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*[[ファイル]]
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*[[ソフト]]
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==脚注==


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[[カテゴリ:ゲーム制作]]
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2022年1月5日 (水) 22:52時点における最新版

ウィキペディアにReadme の解説があります。

Readmeとは、配布するソフトウェアに添付する取扱説明書のことである。

概要

Readmeは、英語で「私を読め」という意味である。つまり、制作した人がプレイヤーに伝えたいこと(例:どのように使うか、著作権表記など)を書く場がこのReadmeである。

ゲーム制作においては、あまり意識されにくいため、締切直前にバタバタしたり、入れ忘れたりされしばしば問題になる。

プレイヤーによっては読まれない場合がある[要出典]

内容

通常は、操作方法や著作権表記などを書くことが多い。 その他に、あとがきに当たるような、感想などが書かれている場合も多い。

操作方法は文章では伝わりにくいものであることから、しばしば図などを使って説明される。また、キーごとの操作一覧をつけるなどして、工夫されることも多い。

しばしば原著作者表記が必要な素材ライブラリを使用しているにも関わらず、表記を忘れるというトラブルが発生している。 このため、ゲームのフォルダを作成した時点でReadmeを作成しておき、素材やライブラリが増えるごとに追記するなどの手法もしばしば取られる。

操作方法

ゲームの開始前にReadmeに目を通されることを前提としてゲームを作成すると、上記のようにしばしばReadmeに目を通さずにすぐに実行ファイルを起動するプレイヤーが大量発生し問題になる。 このため、操作方法はゲーム内に表示されることが望ましい。ゲームの操作方法はしばしば混乱をまねき、また多くのプレイヤーはそれを面倒に感じるため、チュートリアルなどの方法で適切に操作方法を明示する必要がある。

その一方で、近年は「ゲームの操作方法を自力で発見する喜びが減っている」などとして批判されることも多い。

関連項目