RTA
ウィキペディアにRTA の解説があります。 |
RTA(あーるてぃーえー、Real Time Attack)とは、ゲームをできるだけ早くクリアするというやりこみプレイである。本記事では、同時にタイムアタックについても解説する。
概要
RTAという言葉が出来る以前から、タイムアタックというものはされていた。しかし、「タイムアタック」は、ゲーム内で表示されるプレイ時間をできるだけ小さくしてクリアする[1]のに対して、「RTA」は、ゲームを開始した瞬間から、リアルタイムでクリアタイムを計測する[2]。それらを区別するために、2002年に極限攻略研究会によってRTAという名前が付けられた。なお、タイムアタック、RTAという名称は日本で作られた和製英語であり、海外ではよくSpeedrunと呼ばれる。検索の参考に。
様々なレギュレーション
RTAは、言わばゲームをどれだけ早くクリアできるかのレースなので、ズル(例えばバグや裏技など)が許容されるかで集計される場所が異なる。また、実際のスポーツと同じように、プレイされるゲームによって細かなルールが変わる[要検証] 。
以下に示すのは、ほとんどのゲームで使われる手軽な通称に説明をつけたものである。
Any%(エニーパーセント)
どんな手段を使ってもいいので、クリアを急ぐ最もメジャーなレギュレーション。Glitchlessが付いてなければ、(Glitchedが付いていなくても)ゲームクリアに有利なバグの使用を認められているものもある。
Low%(ローパーセント)
ゲームプレイの間で達成したものをより少なくしてクリアするレギュレーション。
〜 Exit(-エグジット)
主にアクションゲームにおいて、一定数のステージをクリアするだけでオールクリアするという暗黙の了解のルートで走られるレギュレーション。特に、0 Exitは、最初のコースをもクリアせずに、バグを駆使して[3]エンディングを召喚するという人間には仕組みが理解不能なRTAとなっている。
Glitched(グリッチド、グリッチト)
ゲームクリアに有利なバグの使用を認められているレギュレーション。特に、バグを使用するかしないかで大きくタイムが変わるときに用いられる。
Glitchless(グリッチレス)
ゲームクリアに有利なバグの使用を認められていないレギュレーション。バグを使用しないことを明確に示すときに用いられる。
任意コード実行あり
ゲーム内で入力した文字をプログラムとして認識させて任意の結果を引き出すことを「任意コード実行」と言う。昔のゲームで走られる。ドラクエ3 Any% 任意コード実行ありのRTAは、一度は見ておきたいものである。
No 〜(ノー-)
指定したものを使用せずにクリアするレギュレーション。通常プレイで簡単に入手できて、ゲームの進行にとても有利なものを、敢えて禁止するときに用いられる。また、通ることによってタイムが縮むルートを、敢えて禁止するときにも用いられる(例:No Starworld(スーパーマリオワールド))。
All 〜(オール-)
ゲーム内に存在する、指定したもの全てを攻略してからクリアするというレギュレーション。特に、マリオシリーズでは、ワールドの途中で、一部のステージをスキップできる場所が複数あるため、これを縛られることがある。
実装